産業医ラボ.com様から「働き方改革実践」のインタビューを受けました。

目安時間:約 17分

産業医ラボ.com様から働き方改革の実践者としての取材インタビューを受けました。

 

インタビューの趣旨は、国が推進する働き方改革の一環として、2018年度より厚生労働省から中小企業が産業医を派遣するための助成金がでるようになりました。(参考:心の健康づくり助成金

これは「従業員のメンタルケアを大事にしたいが会社規模が小さく資金の苦しい企業への導入を手助けしますよ」

という制度となります。

 

今後、中小零細企業でも産業医を取り入れる機会が増えてくると思われます。
そう言った働き方改革の実践事例としてインタビューを受けました。

 

 

 
産業医ラボ.com 西岡:初めまして、産業医ラボ.comの西岡と言います。
当社は、「働き方改革」の一環である50名以下の中小企業においても産業医を使用できるよう厚生労働省より助成金が出るようになりました。当サイトは小規模事業者と産業医をつなぐ懸け橋として活動しております。その取組の中で、実際に今までとは違う働き方を実践している方々にインタビューをしております。そう言った趣旨ですので、本日は宜しくお願いします。

 

としけん:こちらこそ、宜しくお願いします。

 

 

 
産業医ラボ.com 西岡:では、早速ですが現在はどういう会社にお勤めで、どのような働き方実践されているのですか?

 

 

としけん:現在は、週4日、建設会社に勤務して日給月給で働いています。

 

 

 
産業医ラボ.com 西岡:現在実践されている「働き方」はどんな働き方ですか?

 

 

 

としけん:週4日サラリーマンとして働きながら、個人事業主と不動産会社の役員、それと自分の投資用の法人を持っています。ですので税務上の働き方としては
1) サラリーマン
2) 自営業(個人事業主)
3) 会社経営(役員)
4) 投資家
の4種類の働き方を実践しています。

 

 
産業医ラボ.com 西岡:そんなに働いていて大変ではないですか?

 

 

 

としけん:そうですね。おそらく従来の教育を受けた価値観で言うと、大変忙しいと感じると思います。

良く「成功したければ人の三倍働きなさい」と言われます。

 

寝る時間を惜しんで死に物狂いで働く。そう言った感じで認識されていると思いますが、ゆっくりした休みを過ごす事もありますし、机の前に向かって必死に勉強する受験勉強のイメージや昔の働き方のイメージとは少し異なると思います。

 

 

 

 
産業医ラボ.com 西岡:そんなに働いていて忙しくない。と言うことですか?

 

 

としけん:おそらく他の方々から見ると忙しいでしょうけれど、自分としては必ずしも忙しくはないですね。おそらく時間の使い方と考え方が違うので、そんなに問題なくやっているのだと思います。

 

 

 
産業医ラボ.com 西岡:そんな働き方の時間の使い方とはどう言ったことですか?

 

 

 

としけん:まず、時間とは老いも若きも男も女も金持ちも貧乏人も背が低い人も高い人も、都会の人も田舎の人も、みな平等に「1日は24時間」と言う宝物を手にすることが出来ます。しかし、従来の教育では、「仕事の時間は8時間」それ以外の時間は自分のための時間として教育されていると思います。なので、「残業時間」とは「自分の時間を削って労働を強いられている」と考える人達も少なくありません。

時間の使い方も、寝たり食事をしたりトイレに行ったり、生活をするうえで必要な時間と言うのは確かにありまで、残りの時間とは先ほども説明しましたが仕事が終わって、「自分のために使う時間」ですよね。

 

この「自分のために使う時間」を、「自分の人生のための働き方」に使っているのです。
分かりやすく言うと、テレビを見て「ボケー」と過ごす時間を、自分の人生の新しい働き方のために使っている。と言うことです。

 

 

 
産業医ラボ.com 西岡:「自分の人生のための働き方」とは具体的にどう言ったことですか?

 

 

 

としけん:「自分のためのビジネスのために働く」と言うことです。
日本の多くは、農業が主体の産業でした。田植え前の花見や、米を収穫した後の五穀豊穣の祭りなど、昔の働き方は「農作業(四季)」を中心とした働き方でした。その後、車や電化製品に代表される「製造業」が働き方の中心となってきました。

「朝礼」や「週休2日」「夜勤」などは、農業を中心とした働き方の時には存在しない働き方でした。

つまり、現在の働き方とは「製造業」を中心とした社会に効率の良いように創られた働き方。

と言うことなのです。なので、農業から製造業へ多くの人達が変化する時に、農家だけでは無い

 

「兼業農家」

 

と言う働き方が生まれました。
現在は、製造業の多くが海外にシフトしてしまい働き方の中心も

 

「製造業」から「知的生産業」

 

へとシフトして行っています。
回りくどい説明をしてしまいましたが、農業社会から製造業の社会へシフトする時に「兼業農家」や「冬は出稼ぎ」などの複業をされる方々が出てきました。
東北など冬は雪で働けない地域は、夏に農家(自営業)をして冬は関東に出稼ぎ(従業員)として働く「兼業農家」は、普段は会社員だけど田植えや稲刈りの時期は忙しいので会社を休んで実家の農家を手伝う。

 

など、自営業や経営者などの働き方は、自分のビジネスであれば定年退職やリストラなどはありません。

 

現在は、アベノミクスで売手市場と言われていますが、数年前までは不況で、終身雇用と企業年金を持つ優良企業でさえも、40代を過ぎるとリストラになり、収入のすべて失い精神的に追い込まれて、鬱になるなどの問題がありました。

 

なので、従業員としての働き方は、ハローワークや学校など、日本社会の多くの方々がサポートしてくれます。しかし、自分のビジネスを軌道に乗せる方法は、学んでも実践して結果を残さなければ意味がありません。

 

ですので、従業員として働きながら、自分のビジネスもしくは資産を構築する働き方を、TVを見る時間に使うのではなく、自分の人生のビジネスに使う時間として活用しています。

 

 

 

 
産業医ラボ.com 西岡:そんな「働き方」に変える時、苦労はありましたか?

 

 

 

としけん:苦労はありましたし、今でもあります。(苦笑)
もともと、父が癌になり吐血して倒れ緊急入院したことが、きっかけで長男として、その当時、国家公務員だったんですが、辞職して長男として実家に帰って来ました。今で言う「介護離職」と言う流れです。

 

実家の不動産業を継ぐ覚悟でいたんですが、顧客は父の人脈の農家の同級生ですし、経営も分からない素人に務まる分けもなく、父の手術が成功し一命を取り留めたこともあり、「お前を雇う金は無い他で喰っていけ」と言われました。それで、自分でパソコン教室を立ち上げて起業するも、世の中そんなに甘くはありません。3ヶ月で廃業してしまいました。

 

それから、「働くって、どうすれば良いんだろう」

と自問自答の人生ですね。

なので、他の方もそうだと思いますが、「働き方を変える」と意識した時、それは何らかの苦労や挫折、壁がある時だと思います。

 

 

 
産業医ラボ.com 西岡:いまの「働き方」は、どうやって学んだのですか?

 

 

 

としけん:いまの「働き方」を教える学校はありません(笑)
なので、壁にぶつかりながら失敗を繰り返し、その都度、考えて行動してきた結果。だと思います。

 

ただ、学校教育や職業訓練などで色々な「働き方」を学べれば良かったのになぁー、とは思います。

今までは、スーツを着て面接をして就職をする事だけを学ぶ社会でしたが、就職する以外の「働き方」ももっと学べる機会があれば、希望を無くして鬱になるのではなく、時代の流れに沿った働き方で人生を乗り切れるのではないかと思います。

 

 

 

 
産業医ラボ.com 西岡:「働き方」を学べる学校があると良い、と言うことですか?

 

 

 

としけん:そうですね。今の学校や専門学校は、専門的な技能を有する従業員を育成するのには効果がありますが、色々な「働き方」と言う意味では「正社員・派遣社員・パート社員」と言った従業員の働き方の枠内だけで、それ以外の「働き方」と言う観点では難しいと思います。

 

ですので、どちらかと言うと「働き方」ではなく「稼ぎ方」と言い換えてみると違う視点が広がってくると思います。

 

 
産業医ラボ.com 西岡:「働き方」ではなく「稼き方」を意識する。と言うことですか?

 

 

 

としけん:そうです。

いまの「働き方改革」は結局、従業員としての時給思考の範囲内で語られています。
ですので、冒頭でもお話ししたように、

 

「勤務時間時間以外は、自分のプライベート時間を削られる被害者意識」

 

でしか他なりません。

時給で働く従業員と言う「稼き方」以外にも、自分の人生で出来る「稼ぎ方」が見つかれば良いと思います。

サッカーが好きな人が、昼間は従業員としてスポーツ用品に勤務して、休みは自分でサッカースクールを主催して月謝制で稼ぐ、そしてその練習方法やアドバイスなどを録画して、夜に動画編集して、動画サイトにUPしてYoutuberとして稼ぐ。

 

など。

 

今までの「稼ぎ方」以外での「稼ぎ方」を学ぶ事で、「働き方が改革で残業が出来なくなって収入が減った」と言う発想ではなく、

 

「働き方が改革で残業が出来なくなったおかげで自分の収入が増えた」

 

と言った人達が増えれば良いと思いますし、間違いなく今の子供達は、従来の「働き方(稼ぎ方)」とは違う「働き方(稼ぎ方)」に興味を持っていると思います。もちろん、すべての人達が「成功する」とは、言いきれません。

 

ですが少なくとも、今までの「働き方(稼ぎ方)」以外の「働き方(稼ぎ方)」にチャレンジできる社会になって行くと思います。
そんな働き方の変化に対して、産業医の先生方が医学的に心や体調のサポートとして支えになってくれることは、良い事だと思います。

 

「雨が降ったら傘をさす」世界のパナソニックを創設した松下幸之助の言葉です。

 

これからの社会の変化を、一人一人が支えあい認め合って対応して行く社会になる事を心より願っております。

 

 

 

 
産業医ラボ.com 西岡:本日はどうもありがとうございました。

 

 

としけん:こちらこそ、ありがとうございました。

 

 

<としけんプロフィール>
元国家公務員で電政府担当官、クリントン政権のIT戦略に対応するため政府の電子化に対応すべく従事する。主なプロジェクトは、IBMやNECなどのIT企業と取組んだ電子入札(のちに電子納税や電子定款の元となる)JW-CADにも搭載されたCADフォーマット(SFC)の開発、写真のデジカメや文書の電子書類をCDで提出を可能にする電子納品、各自治体を取りまとめる労務費調査の電子化やシステム化による大幅な業務削減及び、企画提案によりハローワーク等のバーコードで文書を管理する電子図書の提案など、国や地方自治体の働き方や社会の働き方を変える電子政策に取り組む。
現在は、サラリーマンをしながら個人投資家として、新しい働き方を実践中である。

(有)杉上開発(実家不動産業)

ゆる~く働き方改革を楽しむブログ

 

 

取材インタビュー<産業医ラボ.com

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